院長インタビュー

「歯周病がどうして薬で治るの?」

アートデンタル院長が、わかりやすくご説明いたします。

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歯周病は、歯垢を取るだけでは治らない?!

今までの治療は「歯垢をコントロールする」いわゆる「プラークコントロール」という発想でした。
歯垢は「なるべく取る」「どれだけつかないようにするか?」に注力していました。
歯周病がひどくなれば、手術をする。
私が大学で習ったものは、そういうものでした。

でも今は違います。
歯周病は感染症、つまり風邪と同じ「うつる病気」だということがわかってきました。
風邪と違うところは、飛まつ感染ではなく、接触感染(回し飲み、箸の使いまわし、キス、性感染)だということです。
風邪をひけば、風邪をうつさないように家族や周りの人に気を遣うのと同じように、歯周病であればうつさないために「治療」をすれば、互いに気を遣わずに過せるのではないのでしょうか?

歯周病にも虫歯にも、親子間の「垂直感染」、夫婦・恋人同士の「水平感染」というのがあります。
虫歯に関しては3歳までにコントロールすれば生涯虫歯にならない、でも歯周病に関しては3歳以降でもうつしてしまう可能性があります
歯周病菌の方が感染力が強く、年齢関係なく移ります。

でも、歯周病は「除菌」ができます。

家族みんなで歯周病治療をしないと意味がありません。家族でコントロールします。
「歯周病の素」の元から絶たなきゃだめ!なのです。

ちなみに、歯周病菌(スペロヘータ)と虫歯菌は別物。
歯周病菌は「歯の周りが溶ける菌」、虫歯菌は「歯が溶ける菌」です。

ちなみに「カンジダ」というカビの一種も口の中にいます。

歯周病菌にも両方関係していることがわかってきました。

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ご存知のとおり、歯周病は慢性疾患で自覚症状がなく、日本人の8割がかかっているといわれます。歯周病の菌は、糖尿病、心臓病、がん、などの全身疾患と深くかかわりがあることがわかってきました。

(生活習慣病について:http://jp.sunstar.com/useful/gumdisease_body/
歯周病の人は生活習慣病の罹患率が7倍になります。

糖尿病や心臓病の患者さんの解剖すると、心臓や肺に歯周病菌が見つかるのです。

最近ではアルツハイマー病の患者さんの脳を解剖すると、歯周病菌がいるということまで分かってきたんです。
歯周病菌がどれくらい体に影響があるかわかりますね。

出血を伴う歯科治療のあとは献血できない?!

最近、献血をしましたか?
献血を受ける際の注意事項に「おねがい!」があって、その中の項目に
「この3日間に出血を伴う歯科治療(歯石除去を服務)を受けられた方」かどうかの質問があります。

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歯ぐきの掃除をすると、かき出したばい菌が血管を通じて全身に回るのです
血をかき出せば、ばい菌も出るのです。(血が出るのは、ばい菌がいる証拠です)

「ポケットプローブ」といって、歯周ポケットをガリガリやられて血がいっぱい出て、痛い思いをされて「もう歯周病治療はイヤだ」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
歯周ポケットの深さを測り「前よりよくなりましたね~」というような会話、しませんか?
(歯周病治療は、保険請求上それをしなくてはならないのです)

実はこの治療、菌血症(きんけつしょう)をひどくするので、スウェーデンでは絶対しません。
(菌血症:血液中に細菌が存在する状態をいいます。この場合、歯ぐきに常在する細菌が血流に入ってしまうことです。歯科治療や歯磨きの際に一時的な菌血症になることがあります。)
すなわち、「全身にばい菌が回っている」証拠だということです。
でも、厚生労働省は全身疾患に関係あるのに、認めません。

保険治療で「ポケットプローブ(掻き出し)」はNGといったら、エイズや血液製剤と同じ事が起こるのです。

アスベストも、昔は国が「安全だ」と認めていたら使っていました。
アマルガム(銀歯の材料)も、国が「大丈夫だ」と言っていたけど、実は水銀由来なので本当だめなのです。(4~3人に1人は銀歯として口に入っていると言われています)
「悪い」ってわかっても、今まで「いい」って言ってきたから、否定できないのです。
国は一度「いい」と言ったものを「やっぱりだめだった」ってひっくり返したくないのです。

なぜか?
訴訟が起きるからです。
だから、前出写真の「お願い!」の一番下に小さく書いてあるのです。
2015年に日本の医療費は40兆円を越しました。
毎年医療費が1兆円ずづ増えているのです。
一方スウェーデンでは「歯周病を治す」だけで「医療費が下がる」ということが、実は、わかっているのです。
「口のケア」をすれば、「医療費」が下がるのです。

仮に、DNA検査をやったら医療費が削減できます。
実際、スウェーデンやフィンランド、歯医者さん困窮しています(笑)。
でも、医療費は削減できます。

今の日本の歯科治療は「対症療法」です。
「根本の原因」を取っていません。
「検査」をして「原因」を特定してから、「治療」をする。
「顕微鏡の検査」も「DNA検査」も「原因」特定のために必要なのです。


歯周病を治すことは命を守ること。
免疫力が下がると歯茎が腫れてくる、でも、それは神様の警告です。
なので、「あなた」のためにも「あなたの大切な人のため」にも「治療」が必要です

顕微鏡でみるとバイキンがウジャウジャ(汗)

アートデンタルには「位相顕微鏡」があります。

これでみると、お口の中のバイキンの状態は一目瞭然です。
ウジャウジャを見たら、やる気ない人でもやる気になります。
奥さんが興味があって旦那が興味なくても、バイキンが動いているのを見ればやる気になります。

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なんと、口の中には400種類くらいのバイキンがいます。
歯周病菌が多いのか?カビが多いのか?それとも非常にきれいなのか?
菌が多いと、歯ぐきに腫れて、歯を支える骨がどんどん溶けていきます。

これらのバイキンを解読、やっつけ方の戦略=どんなお薬を使うか?を決めます。

バイキン特定後「歯周病の元」を断つおくすり投入します!
お口の状態に合わせて、クスリを処方します(当院は院内処方です)。
これを「歯周内科」といいます。

おくすり1:塗り薬

除菌の薬や、抗真菌剤を使います。
顕微鏡で菌を確認して、カビ取り入りの歯磨き粉で歯磨きをしてもらいます。
菌が少ない方はこれで十分です。
保険内歯磨き粉 抗カビ剤3250円
味は強烈じゃない、甘いです。


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歯ブラシに一滴落とします

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副作用はありません。
途中で何度か位相顕微鏡でお薬の効き具合を確認します。
お薬の作用を阻害するタバコは1週間厳禁です。
スピロヘータ類の全滅が確認できたら治療は終了です。

おくすり2:飲み薬(ピロリ菌の除菌に似ています)

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飲み薬の副作用は、7~8人に1人おなかがゆるくなります。
効果は、塗り薬と合わせると効果は5~6倍上がります。
歯周病が進んでいる方は、飲みながら塗ります。
妊婦の方で心配な方は、内服なしで塗り薬のみでOKです。

Q.顕微鏡で見れる菌ってどんなのがあるの?
Aスプロへータ類(歯周病菌)、カンジタ、歯周アメーバ、トリコモナスなどです


Q.どれくらい通えばいいの?
A.3回くれば終わらせられます。除菌だけしに来てる人もいます。
一番遠くてロサンジェルスから来ていて、和歌山、北海道から来ている人もいます。


Q.どれくらいの人が「歯周内科治療」するの?
A.100人いたら95人やります


Q.保険でできるの?
A.保険で薬出る場合もあります

口の中にいる「歯周病菌のDNA」を採るのです

「自分の体のDNAを採るの?」
いいえ違います、口の中にいる「歯周病菌のDNA」を採るのです。
具体的には、歯垢と唾液を送ります。
痛くもかゆくもありません。
歯垢の中にいろいろな菌がいるので遠心分離機にかけて小さい菌を採取します。
DNAはどんな小さな生き物、つまりばい菌にもいます。
原因がわかれば治療法がわかります。
菌を特定して、菌をやっつけるためのクスリ、を特定します。
顕微鏡で見るより、厳密に菌を特定することができます。

顕微鏡で3割、DNA検査で7割の菌を特定=お口の状態を完全掌握!

お口の中の状態をすべて把握するためには、顕微鏡は不完全です。
DNA検査をプラスすることでほぼ100%お口の中の菌を特定できます。
この方法をとっている歯科医院は、まだ少ない。
重度の歯周病の方など、アートデンタルに来る歯周病の患者さんは2~3割の人はやります。

DNA検査の結果ですが、3種類を「ネットコンプレックス」という3種類の菌の総和を見ます。


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【検査結果】


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【菌名とその詳細】


【実際検査で使うペーパーポイント】(歯肉の浸出液を吸い取らせます)
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DNA検査は、一昔前に比べるとぜいぶん安くなりました(昔は50万円くらいしていました)
今は、アートデンタルで4回通ってもらって 152,500円でできます。

「パーフェクト除菌」
http://www.art-implantperio.com/check/)を参考にしてください。

DNA検査をしないとインプラントできません

DNA検査をしてからでないと、インプラントはやりません。
なぜなら、土台(歯茎)がガタガタのまま上モノ(インプラント)を立てても、倒れちゃうからです。
インプラントの失敗のほとんどは「歯周病」によるものです。
「パーフェクト除菌」後であれば、その心配は格段に減ります。

自分の歯とインプラントでは、「免疫力」がぜんぜん違うのです。

歯よりもインプラントは弱いのです。
なぜか?
歯の周りには、「歯根膜(しこんまく)」があります。
「歯根膜」があるので、自分の歯は菌が入れば防御しようとしますが、インプラントでは「歯根膜」がないので、防御してくれません。
なので、菌を減らしてからインプラントする事が大切なのです。

2週間、歯科医院を休んで勉強してきました

今までお話した方法は、フィンランドに行き知りました。
歯周外科の手術は「切った張った」です。
「切った張ったは楽しくない」思っていたので、居ても立ってもいられずに予防歯科の先進国、キシリトールでおなじみのフィンランドへ飛んでいったのです。


私の考える究極の治療は「治療しない」。
そのためにどうしたらいいか?日々考えていました。
案ずるより産むが易し。百聞は一見にしかず。
行ったことで分かったいろいろなことが、今のアートデンタルの礎になっています。
そのときの日記、WAKUWAKUフィンランド日記をぜひご覧ください!→http://artdental.jp/diary/

よくなる人もいるけど、よくならない人もいる。それって何だろう?

歯周病専門医の中には、外科が好きな先生がいます。
歯周「外科」とあるように、切った張ったが好きな先生が多いのです
正直言って私も、歯周病切っていました、フラップ手術をしていました。
でも「自己満足」だったとわかりました。
よくなる人もいるけど、よくならない人もいる。
「それって何だろう?」って、ずっと思っていました。
完璧に手術したのに、また元に戻る人もいる。


なぜか?


「菌のコントロール」をしていなかったからです。
「歯周内科」の治療法は、患者さんに内容を教えれば、みんな治るのです。
大学病院で「だめ」っていわれた人がいっぱい来ていますが、「歯周内科」の治療でみんな治っています。
大学病院は「歯周病外来」があって「専門」なはずなのに、治っていない。
大学病院で「抜かないといけない」という人がくるけど、シロップやってDNA、顕微鏡検査やったら、グラグラだった歯がぜんぜん動かなくなったとかね。
10年前に、大学病院で抜かなくちゃならないと言われた人の例です。
骨がちょっとしか残ってなくて、グラグラだけど、完治はしませんが症状は進行させず歯を抜かずに持っている人もいます。
インプラントもせずに、入れ歯にもせずに「自分の歯を持たせている」。


自分の歯に勝る歯は、ありません。


歯周内科やDNA検査は、学びさえすればどこの歯医者さんでも衛生士さんもできます。
外科の技術は、必要ありません。
でも、今までの治療の方法を変えることは勇気が要ります。
「歯周内科」を導入したことで、私の長年の疑問「手術しても治らない」の疑問が解けたのです。
私が学生のとき、大学では「虫歯は3-4倍削れ」っていわれました。
「虫歯はしみこむ」と言われていたので、「予防拡大」のため「大きく削れ」と言われてました。
自分の虫歯が削られたあとを見て「俺こんな虫歯だったかな?」とも思いました
今はMI(ミニマルインターベンション(Minimal Intervention:歯を削るのを最小限にして修復する治療法)が浸透しています。

歯周治療は、おくすりで95%治ります。

5%は免疫系なので、免疫をあげるのに漢方を処方したり、ストレスを取り除くようにします。
「自己免疫疾患」というケースもあるのでその場合は病気の元(病巣疾患)を断つ治療もします。
歯周内科学会は、一生懸命保険診療にしようとしていますが、ぜんぜん見向きしてもらえないのが現在の状況です。


国際歯周内科学研究会 会員1965名(2015/9末)http://www.isimp.jp/

治ったらその後どうするの?

「感染症」なので無人島に行って生活しない限り、再感染の可能性があります。(特に性感染症)
定期的な検査をして、お口の中の状態を知るために、定期的に検診にお越しくださいませ。

【参考資料】
アートデンタルで使っている説明資料です。
なお、同じ無料配布しておりますので、メール(infoアットマークart-implantperio.com)、または電話(045-806-3718)にてご請求くださいませ。

※アットマークを@に置き換えてください


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